2009年05月11日

ネットトップとは

ネットトップとは、性能を落とすことで小型化、軽量化したデスクトップパソコンのことを言います。

最近では「ネットブック」と呼ばれる、ミニノートパソコンが流行しており、ネットトップはややその影に隠れているところもありますが、使い用によってはすごく便利なパソコンと言えます。
(2008年の3月に開催されたCeBIT2008から市場を賑わせ始め、「ネットブック」はその年の流行語にも選ばれるほどの人気となりました)

ネットトップ(小型デスクトップパソコン)はHTMLで記述された文章や画像(静止画)を主体とするウェブサイト上のコンテンツ閲覧や電子メール・チャット程度の簡単かつ基本的なインターネット上のサービスを利用することを目的とした、
安価なデスクトップパソコンと定義されています。
つまり、パソコンの性能を落としたり、あらかじめインストールしてあるソフトウェア(プリインストール)を少なくすることで価格を抑えているということです。
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ネットトップの性能

ネットトップの魅力は何と言っても、格安な価格にあります。
別名で「5万円パソコン」などと言われており、4、5万円あればパソコンが買えてしまうのです。
10年前では考えられませんでした。

しかも、性能を落としているとは言え、それは今の最上位機種と比べての話しであり、

CPU:Atom 230(1.60GHz)
メモリー容量:1GB
ハードディスク(HDD)容量:160GB
光学ドライブ:2層書き込み対応の8倍速DVDスーパーマルチドライブ
OS:Windows XP Home Edition SP3
USB等のインターフェイス装備
※マウスコンピューター社 「LM-M100S」スペック表

と、決して悪くはなく、これだけの性能であれば、市販のパソコンゲームやMMORPGなどのオンラインゲームだって十分遊べます。

むしろこれだけの性能であれば、出来ないことを探す方が非常に困難といえます。
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ネットトップの使い道

ネットトップで残念なのはデスクトップが標準では付いてこないことです。
(デスクトップはオプションなどの形で料金を上乗せする必要があります)

しかし、パソコンの流行のきっかけとなったWindows95が発売されてからもう15年近く経つ今日、新しいパソコンに買い換えたなどで、家に型落ちしたパソコンが一台ぐらいあってもめずらしくないのではないでしょうか。

また、デスクトップを粗大ごみとして捨てるとお金がかかってしまい、捨てるに捨てられず押入れなどにしまってあるという人も中にはいると思います。

そんなとき、4、5万円の格安価格で販売されているネットトップを購入してみてはいかかでしょう。

ほったらかしであったデスクトップをもう一度有効利用できる上、新しいパソコンまで格安で手に入れることができます。

「余ったデスクトップなんてない!」
という人も、ヤフーオークションなどでデスクトップ単体がたくさん出品されていますので、競り落としてみてはいかかでしょう。

デスクトップは大きいので、いらなくなったあとの処理が非常に困るモノです。
ですので、うまくやれば、数百円で買えることもあります。

他にも、ディスプレイ切替器を使用して複数台のPC画面を一つのディスプレイで映し出す方法もあります。
ディスプレイ切替器は3000円もあれば購入できます。

ネットブックにはモニターのサイズが小さいことにより、いろいろと制限を受けますが、ネットトップなら大きなデスクトップを用意すれば、動画を見たり、ゲームをしたりすることも出来るようになり、
もはや普通のデスクトップパソコンとなんら変わりありません。


ネットブックはものすごい勢いで高性能化し続ける携帯電話との競争が今後ますます激しくなることが予想されますが、ネットトップは携帯電話みたいな脅威になりえる存在がないこともあり、今後の動向が楽しみなパソコンです。

posted by waku at 20:05| ネットトップの使い道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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